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生活習慣改善

生活習慣改善!②<お水新聞>



人が生きていく上でなくてはならないものが
4つあります。

あなたはご存知ですか???それは ・ ・ ・

水、空気、食べ物、です。

その中でも水は人間に限らずどんな生物でも生きていくためには絶対必要になります。そんな生命を育み成長させ、生態系を維持してきた「大切な水」について注目したいと思います。

★人と水

人間の起源はもともと海から生まれ、単細胞生物として生まれました。その単細胞生物は進化し陸上に進出してきました。その陸に上がる際に海水を身体に閉じ込めたといわれています。その証拠に人間の体液の構造は「海水」に極めて近い性質をしています。

 その海水に似た液体は個々の細胞が住みやすいようにミネラル成分であるナトリウム・カリウム・マグネシウム・カルシウム・塩素といった成分を常に一定のバランスを保つように絶妙な調整を行っています。この調整機能をホメオスタシス(恒常性維持機能)と言います。体内の水分には大栄養素のひとつであるミネラルが多く含まれているのです。これだけでも何となくミネラルウォーターが身体に良い理由がわかりますよね?

 

★体液

私達の身体の中にある水分は体液と呼ばれ体重の約60%を占めています。このうち約40%は私達の身体を作っている細胞の中に存在し「細胞内液」といいます。残りの約20%は細胞の外側に存在し「細胞外液」といいます。血液はこの細胞外液にあたります。体内の水分は齢、性別、肥満度により異なります。男性で約60%、女性で約55%、老人では約50%、新生児では約80%と最も高い。

 太っている人は一見水分が多いように思われますが実は、脂肪組織はほとんど水を含まない為痩せている人よりも水分が少なくなります。新生児(成長期)は体内で盛んな生理活動が行われているため水分が大量に必要となります。成長期の子どもには特に水分補給に気を付けてあげてください。

 

★水の働き

1 ・ ・ ・ 血液となって体内の隅々に酸素や栄養素を運ぶ

2 ・ ・ ・ 老廃物の排出

3 ・ ・ ・ 体液の濃度を一定にする

4 ・ ・ ・ 体温調整

十分な水を補給し血液の流れを良くし、排便・排尿を促せば有害物質も排出され、水を意識的に摂取するだけで病気の発生率を抑えることができます。

 


日にどれくらいの水分が必要???

あなたは今、どれくらいの水分を摂取していますか?またどのくらいの水が体外に.排出されているかご存知ですか?体の水の排泄は尿・便・汗、そして気づかないうちに失われている水分によってなされています。気づかないうちに失われている水分とは呼吸による水分の蒸発および皮膚からの蒸発による見えない水分(不感蒸泄)の喪失です。

その排泄は1日中寝ている人で約2-2,5Lです。最低でも2-2,5Lの水分が必要だとわかります。ちなみに適正値は「自分の体重×50ml」です。

 

 


1日に適量の水を飲むといっても 一度にがぶ飲みしては意味がありません。
たくさん飲むとノドの渇きは癒されるが、過剰の水分が胃に負担をかけ、胃液を薄めてしまいます。そのため消化不良を起こし
余計に体調不良を起こしてしまいます。水分摂取のポイントとしては、回に200ml
程度を何度かに分けて摂取することが大事になります。

特に朝起きた時と寝る直前に200ml程の水分を補ってあげましょう。なぜなら人は寝ている間にもコップ1杯朝、起きた時には体内の水分は減少しているため血液の中がドロドロの状態になっています。また、冬になるにつれて気温が下がり、あまり汗をかかず尿量も少ない人は特に注意して水分摂取を行いましょう。このような人は冷たいものではなく温かい飲み物を飲んだり、カフェインの入ったものをとり尿量を多くして、時々外にでたりして運動を行い、積極的に汗をかきましょう。

キンキンに冷えた水は身体の温度を下げてしまい血流が悪くなってしまうこともあるので、常温が一番オススメです。

こまめな水分補給が鍵を握っているのです。

 

 

 

★まとめ

人は空気と同じように水なくしては生きていくことができません。

まったく水を取らないと数日から2週間くらいで死に至ってしまいます。

人間の身体の中はまるで川のように流動しているので、常に新しい水を取り入れ、古い汚れた水を排泄しています。誰もが澱んだ「淀川」より清らかな「淀川」を求めるようにあなたの身体自身も古い汚れた水よりも新しくキレイな水を求めていることでしょう。

少しだけ水の摂り方を意識するだけで身体により良い水分補給ができ、より健康を保つことができます。

まずは自分が1日にどのくらい水分を摂ることができていて、どのくらい足りていないのか見つめ直し、自分の身体を理想の健康体にするために「水分補給」をライフスタイルの中に習慣として取り入れていきましょう。そうすれば腹式呼吸や姿勢改善同様にあなたにとって理想の健康に近づくことでしょう!!!