姿勢を正せば人生が変わる！！？Vo.2

① 姿勢と元気
「元気な人＝ATPをたくさん生成出来る人」
ATPとは、車でいうガソリンにあたるものです。
そのATPの材料になるものが、「a酸素」「b水」
「c三大栄養素（タンパク質・炭水化物・脂質）」です。この材料の中でも、特に「a酸素」が姿
勢と大きく関与します。姿勢を正すと肺や心臓を納めている胸郭（右図参照）が拡がります。　胸郭が拡がると肺活量が多くなります。
肺活量が多くなるということはATPを生成する酸素が多く摂取出来るということになります。
姿勢を正すことによって、ATPがたくさん作れる体になります。すなわち…スーパー元気な人になれるのです！

②良い姿勢と疲労回復

このような図になる生活習慣を身につけましょう！

 

③姿勢とハッピーホルモン
通称「ハッピーホルモン」と呼ばれるセロトニンという脳内物質は、人間の精神面に大きな影響を与えます。しかも脳内物質でありながら、セロトニンの95%は腸で作られていることが明らかになりました。そのセロトニンが分泌されることでもたらさせる効果を紹介します。

a ・　・　・ストレスとうまく付き合える
セロトニンの分泌量が安定していると、極端な感情の乱れを防ぎ、平常心を保つことができると言われています。そのため、ストレスによる緊張状態が落ち着きます。

b ・　・　・不定愁訴な悩みを改善
原因はわからないけれどいつも漠然とした心配がある、という「不定愁訴」に効果をもたらします。さらに、それに伴う頭痛や胃の痛みなども改善される効果が検証されています。

c ・　・　・よく眠れて翌朝すっきり！
安眠へと導く睡眠ホルモン「メラトニン」は、セロトニンがしっかり分泌されると、自然に増加します。両者がバランスよく分泌されることが理想です。

d・　・　・幸せを心から実感！
セロトニンの分泌は、幸福感や満足感を感じやすくなる効果をもたらします。ささいなことにも幸せを見出すことで、日常にあるなにげないストレスを和らげてくれます。

 

このように心の安定に効果をもたらすセロトニン。昔から「心と体はつながっている」といように、精神状態が安定しているとお肌のコンディションもよくなるので、健康も美容も腸内からという訳です。ではセロトニンを増やすにはどうしたらよいのでしょう。そのカギは「良い姿勢」と「体幹の筋肉」が握っています。まず姿勢が悪くなると胸郭と骨盤によって腹部の圧迫が起き、内臓の働きが悪くなります。それと、体幹の筋力が低下することによって超の運動量が低下しセロトニン分泌量が減少します。

長くなりましたが、要は「姿勢」が大事ということです。